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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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映画 「YASUKUNI 靖国神社」 【第3回】  式典に乱入した青年の場合
 第3回目の今日は、それぞれの団体の動きの取上げられ方を御紹介します。

軍服の恰好をした集団の参拝
 入場から退場まで、殆ど全てを淡々と撮している。
 私がうっかり居眠りしてしまったのは、このシーンで、目覚めた時は、この映画の紹介映像で多く使われている“軍服” の “上官” が両手を大きく開いて柏手を打つところだった。
 
日本会議他の団体の式典
 「海ゆかば」 も 「君が代」 も そのまま撮している。
 ただ、こちらの方には「小泉の靖国公式参拝反対」を叫ぶ青年二人が『乱入』し、反対のスローガンを叫び、主催者に取り囲まれ、会場から追い出されるありさまを殆ど編集することなく、長々と撮し続けている。
 その追い出し過程で、一部の『靖国派』から集団リンチのような暴力を受け、別の『靖国派』は暴力を止めようと制止するが、激昂した他の『靖国派』が暴力に加わるなど混乱した状況を捉える。
 また、年配の『靖国派』が、「中国人は帰れ!」と馬鹿の一つ覚えのように何十回も執拗に(まさに耳障りという表現がピッタリ)叫んでいる。 反対している青年は中国人ではないのに、「反対するのは中国人」 と決めて掛かっている『靖国派』の排外主義・差別主義の典型である。

YASUKUNI002.jpg

 暴力を受けた若者は、警察に保護され、救急車が呼ばれるが、彼は「救急車は不要だ」と叫ぶので、警察は今度はパトカーの中に“保護”しようとするのであるが、彼は「不当逮捕しようとしています」と叫んでいる。
 そういう状況でも主張を続ける意気は買うが、ある意味滑稽でもあり、映画の観客から失笑が少なからず漏れていた。

 ここのところの描写は、まさに長回しで目の前で起こっている事実をそのまま伝え、どちらの行動が「より滑稽であるか」 を観客に考えさせようと思っているようだ。

私が見た主観的評価であるが、
中国人の張 雲暉 監督は、靖国をめぐって日本人達が争っている事柄のどちらが正しいかを突きつけるのではなく、
靖国派のいう「大東亜戦争」で、中国人達アジア諸国の人民が受けた屈辱と惨害からみれば、
『靖国派』 と 『反靖国派』 の争いは、全く馬鹿げたくだらないことである
と思っているのではないだろうか?

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福岡では、天神・親富孝通りの シネテリエ天神 で、上映中。

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テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント

Junskyさん、
コメントありがとうございました。[
色:0000CC]中国人の張 雲暉 監督は、靖国をめぐって日本人達が争っている事柄のどちらが正しいかを突きつけるのではなく、
靖国派のいう「大東亜戦争」で、中国人達アジア諸国の人民が受けた屈辱と惨害からみれば、
『靖国派』 と 『反靖国派』 の争いは、全く馬鹿げたくだらないことである
と思っているのではないだろうか?[/色]

まさにその通りだと思います。日本人の滑稽さが浮き彫りにされた作品でした。

【2008/07/16 00:10】 URL | 美爾依 #HfMzn2gY [ 編集]



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